導入にかかる費用
以前は数百万円ともいわれていた家庭用蓄電池ですが、普及が進むことで価格がかなり抑えられるようになってきました。
蓄電池の設置には本体価格以外にも以下のような費用が発生しますので、しっかり見積もりを取ることをお勧めします。
費用は設置する場所の状態、接続するコンセントの数、蓄電池のメーカーや機能によって変わります。
内訳例
本体価格 | 一般的な容量7~8kWhの蓄電池:100~110万円 (1kWhあたり約14万円) |
工事費用 (組み立て設置・基礎工事・配線のつなぎこみや電気系統の工賃) | 約35万円 |
導入後のメンテナンス・保証
蓄電池導入後は定期的なメンテナンスを推奨しています。
長期間使用していると経年劣化や腐食、さびによってダメージを受け、故障の原因となります。
通常、蓄電池を購入・設置するとメーカーの保証を受けられますが、保障内容によってメンテナンス費用の有無が異なるのでチェックしましょう。
蓄電池や、蓄電池の構成部材であるパワーコンディショナやコンデンサなどの電子部品は、使用開始後10年ほどで寿命を迎えるタイミングです。
蓄電池の充放電状況や稼働状況に異常があれば、メンテナンスの対応をしましょう。
蓄電池と太陽光発電の連携について
家庭用蓄電池は、太陽光発電システムと併用して利用するのが最も大きなメリットを生みます。
太陽光発電で創り、蓄電池で溜める。これを「創蓄連携システム」といいます。