• 太陽光発電のメリットとデメリット

新エネルギー事業 太陽光 太陽光発電のメリットとデメリット

メリット

01.「安さ」

「太陽光発電は高い」は一昔前の話。
​今や「太陽光発電の電気が一番安い」が常識です。

太陽光パネルのコスト低下と発電効率の向上に伴い、家庭用太陽光発電システムの導入コストは低減し、電力会社から購入するより安く、電気を手に入れられる時代がやってきました。
太陽光発電の大きな魅力は「発電で余った電力を電力会社に買い取ってもらえること」です。

太陽光がある日中は多くの電力を生みますが、ご家庭でその電力を使い切ることはまずありません。
ご存じのとおり「余分に出た電力」を電力会社に売ることができます。

また、つくった電気をためる蓄電池のコストも大幅に下がり、余った電気を電力会社に買ってもらうより、蓄電池にためて自家消費する“ 賢く電気をつかう暮らし” をするご家庭が増えています。
さらに、国や自治体の補助金を上手に利用すれば導入コストを抑えることができるのでお得に太陽光発電を始めることができます。

02.災害時に使える!

万一の災害で停電したときでも電気が使える安心。
我が家だけ明かりが灯る安心を太陽光発電と蓄電池で。

地震・台風・ゲリラ豪雨・大雪と自然災害の多い日本では年中どこかで停電が起きています。
たとえ停電が起きても、太陽光発電でつくった電気と蓄電池があれば、自宅が一番の避難場所になってくれます。
食事をつくったり最新の災害情報を入手することも、家族のスマートフォンを充電することもできます。
万一の災害の時でも、いつもの生活を維持することができます。

03.地球と家族の未来を守る

太陽光発電はCO₂を排出しないクリーンエネルギー。
地球温暖化を防ぎ、家族の未来を守ります。

太陽光発電は、CO2 を排出しません。CO2 は地球温暖化の原因のひとつであり、化石燃料を燃やして作る電力から太陽光発電へのエネルギーシフトが世界中で進んでいます。
太陽光は地球の外から得ることができる「再生可能エネルギー」です。
枯渇することなく繰り返し発電することができるので、石油や石炭のよう将来的に資源が不足する心配がありません。

デメリットと注意点

なにごとも、メリットだけというわけにはいきません。

太陽光発電のデメリットや、導入するにあたる注意点もしっかり事前に知っておくことが、設置してから「こんなはずでは…」といったトラブルを回避するのに役立ちます!

初期費用がかかる

いくら家庭用太陽光発電システムの導入コストが低減したといっても、一般家庭で80万~130万円程度かかるといわれています。自治体の補助金等を上手に利用するなどして初期投資額の負担を減らす方法もあります。

設置に不向きな家もある

残念ながら全ての家が太陽光発電に向いているとは限りません。屋根の向きや大きさによっては満足できる結果が出ないケースも。またパネルの重量負荷に耐えられるかどうか、塩害や積雪などがあるか、事前のシミュレーションが大切です。

反射光トラブルのリスクがある

太陽光パネルから反射する光が「暑い」「まぶしい」といった理由の近隣トラブル事例があります。このほとんどが太陽光パネルを屋根の北面に設置した場合です。北面設置は他方面に比べて発電量も劣るのでお勧めできません。

悪天気や夜間は発電しない

太陽光発電システムは、太陽の光エネルギーを変換して発電するため、天候の影響を強く受けます。このため曇りや雨の日、積雪時など天候が悪い日にはと発電量が落ちてしまいます。また夜、太陽が沈んでいるため発電はできません。

設置スペースが必要

太陽光発電の設備を設置するには、太陽光パネルだけでなく、パワーコンディショナ・蓄電池などの関連設備の配置も考えなくてはなりません。屋根や庭など機器を稼働するための環境に合ったスペースが確保できるかをよく確認しましょう。

メンテナンス費用が必要

太陽光発電の設備は、保守管理も比較的簡単な設備です。しかし、耐用年数が20 年以上ともなれば、機器の不具合が生じる場合もあります。快適に太陽光発電の設備を使用するには、定期的なメンテナンスが大切です。

このように太陽光発電を導入する際には、太陽光パネルの設置環境を十分考慮し、設備を選定する必要があります!